ムカデはなぜ家に入ってくるのか

ムカデは湿気とエサを求めて家に侵入します。ムカデの主なエサはゴキブリ・クモ・コオロギなどの昆虫です。つまり、家の中にこれらの虫がいると、ムカデを引き寄せる原因になります。

特に梅雨〜夏(5月〜8月)は活動が活発になり、室内への侵入が増加します。

ムカデが出やすい家の特徴

  • 床下の湿気が多い:基礎が古い・換気不足の物件
  • 周囲に植栽・落ち葉が多い:ムカデの隠れ場所になる
  • 石垣・ブロック塀がある:隙間がムカデの巣になる
  • 排水溝の清掃が不十分:湿気と有機物が溜まりやすい
  • ゴキブリが出る家:エサとなるゴキブリがいるとムカデも来る

ムカデの侵入経路

  • 玄関ドアの隙間
  • 窓のサッシの隙間
  • 排水口
  • エアコンのドレンホース
  • 壁のひび割れ・配管の貫通穴
  • 換気口

ムカデは体が扁平で柔軟なため、わずかな隙間から侵入できます。

効果的な予防対策

1. 家の周囲の環境整備

落ち葉・枯れ草・石の下はムカデの隠れ家です。家の基礎周り1m以内は清潔に保ち、植木鉢やプランターを直接地面に置かないようにしましょう。

2. 粉末殺虫剤の散布

家の基礎周りにムカデ専用の粉末殺虫剤(サイベーレなど)を帯状に散布します。ムカデがこの薬剤の上を通ると駆除できます。雨で流れるため、月1回程度の再散布が必要です。

3. 隙間の封鎖

玄関ドアの隙間テープ、エアコンドレンホースのキャップ、排水口のカバーなど、侵入経路を物理的に塞ぎます。

4. 除湿対策

床下の除湿(防湿シート・調湿材の設置)や、浴室・脱衣所の換気を徹底します。湿度を下げることでムカデが住みにくい環境になります。

5. ゴキブリの駆除

ムカデのエサであるゴキブリを減らすことで、間接的にムカデの侵入も減ります。ベイト剤の設置や、キッチンの清掃を徹底しましょう。

ムカデに噛まれた時の応急処置

正しい処置

  1. 患部を43〜46℃のお湯で5〜20分温める:ムカデの毒はタンパク毒で、熱で変性(無毒化)します
  2. ステロイド系の虫刺され薬を塗る:抗ヒスタミン剤入りが効果的
  3. 患部を冷やさない:冷やすと毒の分解が遅くなります

病院に行くべきケース

  • 腫れがひどく広がる場合
  • 発熱・めまい・吐き気がある場合
  • 過去にムカデに噛まれてアレルギー反応が出た方
  • 小さなお子様や高齢者が噛まれた場合

業者への駆除依頼

毎年繰り返し侵入される場合や、家の構造的に隙間が多い場合は、プロの床下処理・侵入口封鎖を検討しましょう。費用は15,000円〜40,000円が目安です。