ネズミはどこから家に入ってくるのか

ネズミは500円玉サイズ(直径2.6cm)の穴があれば侵入できます。骨格が柔軟で、頭さえ通れば体全体を通過させることが可能です。

侵入口を特定し封鎖することが、最も確実で長期的なネズミ対策です。業者が必ずチェックする20箇所を紹介します。

外壁・基礎まわり

1. エアコン配管の壁貫通部

エアコンの配管が壁を貫通する穴にはパテで埋められていますが、経年劣化でパテが縮み隙間が生じます。最も多い侵入口の一つです。

2. 給湯器・ガスメーター周辺

配管が集中する箇所は隙間が多く、ネズミの侵入経路になりやすいです。

3. 基礎と土台の接合部

基礎パッキン工法の住宅では、換気用の隙間からネズミが入ることがあります。

4. 基礎のひび割れ

幅1cm以上のクラックはネズミの侵入口になります。構造的にも問題があるため早急に補修しましょう。

5. 換気口・通気口

床下換気口の金属メッシュが錆びて穴が開いているケースが非常に多いです。

屋根・屋根裏まわり

6. 屋根と壁の接合部

屋根材と外壁の取り合い部分には必ず隙間があります。クマネズミは壁を垂直に登れるため、高所も安全ではありません。

7. 軒天(のきてん)の破損箇所

軒天ボードが腐食・破損していると、そこから屋根裏に直接侵入されます。

8. 雨樋の裏側

雨樋を伝って登り、雨樋と壁の隙間から侵入するパターンです。

9. 棟板金の浮き

屋根の頂上部分にある棟板金が浮いていると、その下から屋根裏に入れます。

10. 戸袋(とぶくろ)

雨戸を収納する戸袋は見落としやすいポイントです。底部や側面に隙間があることが多いです。

室内の侵入経路

11. キッチンのシンク下

排水管が床を貫通する穴に隙間があるケースが非常に多いです。

12. トイレの排水管周辺

便器の背面、排水管の床貫通部をチェックしましょう。

13. 洗濯機の排水口

排水トラップが正しく機能していないと、配管からネズミが上がってきます。

14. ブレーカーボックスの配線穴

電気配線が壁を貫通する穴は見落としやすく、ネズミに利用されることが多いです。

15. 壁のコンセント裏

壁内に侵入したネズミがコンセントの裏側から室内に出てくることがあります。

その他の要注意箇所

16〜20

  • 16. 玄関ドアの隙間:ドアの下部に5mm以上の隙間がないか確認
  • 17. 増改築の接合部:リフォーム時の継ぎ目は隙間が生じやすい
  • 18. 床下点検口:フタがしっかり閉まっているか確認
  • 19. 排水マス・汚水マス:フタの破損や隙間から侵入するケース
  • 20. ウッドデッキの下:ネズミの隠れ家になりやすく、そこから建物に移動する

侵入口を見つけたら

隙間を見つけたら、金属たわしパンチングメタルで仮封鎖し、プロに本格的な封鎖工事を依頼しましょう。ネズミは学習能力が高いため、中途半端な対策では別の経路を見つけて再侵入します。